ルーミーの残価設定、残価クレジットのメリット、デメリットも紹介!軽自動車より維持費が?

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ルーミーの残価設定、残価クレジットのメリット、デメリットも紹介!軽自動車より維持費が?

大人気の5人乗りミニバンであるトヨタ・ルーミー。

購入を検討している人も多いと思いますが、購入の際に一番ネックとなるのが、お金ですね。

現金やローンという方法だけでなく、最近では残価設定という方法も人気がありますね。

そもそも残価設定とはどんな仕組みになっているのか?

得するの?それとも損するの??

そんなルーミーの残価設定の疑問について詳しく説明をしていきます。

また、実際のトヨタ・ルーミーの維持費や軽自動車との比較もまとめました。

ルーミーの残価設定、残価クレジットとはどんなもの??

引用:https://toyota.jp/roomy/

まず、車の購入を検討している人の中で、ディーラーから残価設定、残価クレジットを勧められることがあります。

この残価設定、残価クレジットはなんとなく話を聞くと月々も支払いが安くなりかなりお得なような感じがするのですが、実際のところはどうなのでしょうか?

残価設定、残価クレジットとはどんな仕組み?

そもそも残価設定、残価クレジットとはどんな仕組みとなっているのでしょうか?

よく『残クレ』などともいわれたりしますが、正式には『残価設定型クレジット』といいます。

これはどういった仕組みかというと、新車購入時にあらかじめ数年後の下取り価格が設定されていて、その下取り価格を差し引いた金額を、3年~5年の設定で支払っていくというものになります。

そして、設定した3年~5年の期間の料金を払い終わった後には

・残りの金額を一括で払う
・再度ローン組んで支払う
・下取りとして同じ店舗の新しい車に乗り換える
・そのまま売却する

選択ができる仕組みとなっています。

昔はなかった仕組みになりまして、今では常識となってきていますがこれが始まった当初は画期的な仕組みで話題となりました。

残価設定、残価クレジットのメリットは?

引用:https://toyota.jp/roomy/

この残価設定、残価クレジットの一番のメリットは、通常のローンに比べて最初から支払う月々の金額が少ないことです。

なので、今はお金がないけれど新車が欲しいという人や、ひとまず当面の月々の支払額を安くしたいという若者を中心に人気があります。

また設定した3年~5年後には下取りとして新しい車に乗り換えるという前提で購入する場合は、常に新しい車に定期的乗り換えることができるというメリットもあります。

ただし下取りについては、ほとんどが大きく損をする場合もありますので、注意が必要です。

関連記事:下取りが大きく損をする理由とは?

しかし、お客側だけのメリットだけでは、トヨタ側は損をしてしまいますよね。

当然デメリットも存在するんです。

残価設定、残価クレジットのデメリットは?

やはりデメリットも先に理解をしてから残価設定をやるかどうか検討した方がいいと思います。

では残価設定、残価クレジットのデメリットはどんなのでしょうか?

➀総額でみると高くなる場合も

残価設定を設定中の3年~5年の間は支払いも少なく、得をしているような気もしますが、結局は3年~5年で設定したローンが完済し終わると、その後をどうするかという選択に迫られます。

そのまま残りの残価分も支払うとなるとまた再度ローンを組まなくてはいけないという事になり結果としてトータルで支払っている額は通常のローンよりも高くなる場合があるのです。

そしてその時に一番お得に感じるのは、下取りに出して新しい車を購入するという選択になります。

もちろん、これはメリットに書いた通り、新しい車に乗れるというメリットにもなりますが、下取りで新しい車を買うので、結局はローンの期間が延びているという事にもなります。

得をしているようで、ローン分の利息を考えると結構損をしていたりもするんです。

関連記事:下取りが大きく損をする理由とは?

➁走行距離によってオーバー分を支払うことも

引用:https://toyota.jp/roomy/

これは、日頃から長い距離を運転することの多い人は要注意です。

残価設定の当初設定の時点でローン完済時の車の価値が決められています。

その価値の中には走行距離も当然含まれていまして、走行距離が予定よりもオーバーしてしまった場合、車の価値も当然下がってしまいますので、その価値が下がった分を支払わなくてはいけない場合もあるのです。

当初の約束としては当然といえば当然ですが、追加で支払うという感じがして、とにかく損をした感じを受けますよね。

➂車の傷などの状態によってもお金の支払いが発生する

これも先程の走行距離の車の価値の話と同じなのですが、車をぶつけてしまったり、故障等がある場合は、それも当然車の価値を下げてしまいます。

その結果、追加で支払わなくてはいけないということになるのです。

しかしこればっかりは車をぶつけたくてぶつける人なんていないと思います。

要するに予測不可能な領域になります。

もちろん事故や車をぶつけないことが一番ですが、ぶつけてしまったりした時には後々も覚悟をしておいた方がいいでしょう。

➃再ローンは必ずと言っていいほど金利が上がる

Car and money on scales. Financial evaluation of interest on loan for vehicle. Vector illustration

残価設定、残価クレジットでの最初のローンの支払いが完了した後に、残額分をローンで再度組んで支払う場合、必ずといっていいほど、金利が高くなるんです。

これはある意味、トヨタ側の戦略なのかもしれませんが、もし、そこをお得にやりたいという場合は、他の車のローンを探してみて、そちらに切り替えた方がお得といえるでしょう。

でも実際としては、他の金融ローンなどを探すのが面倒になりそのままトヨタの割髙の再ローンで組んでしまう人が多いのが実情です。

まあ心理的にもいちいち他を探している手間とかが面倒に感じてしまったり、また審査書類をいちから記入するのも面倒だったりするので、納得できる気もしますね。

そういった意味でも残価設定でローンを組む場合は先のことも考えたうえで選択をした方がよさそうですね。

関連記事:ルーミーのエコカー減税と自動車税はどのぐらい?いまさら聞けない、エコカー減税ってなに?

ルーミー、驚きの維持費が軽自動車よりも凄い?

引用:https://toyota.jp/roomy/

トヨタ・ルーミーの購入を検討している人にとって購入金額と一緒に気になるのは、維持費ですよね。

維持費も家計にとっては結構ダメージも大きく、維持費を検討した結果、普通車ではなく、軽自動車に乗り換えたなんていう人も多いですよね。

では実際のトヨタ・ルーミーの維持費ってどのぐらいなのでしょうか?

ルーミーの燃費は結構いい

引用:https://toyota.jp/roomy/

トヨタ・ルーミーの特徴として、実燃費の良さが挙げられます。

実燃費とは、カタログに載っているカタログ燃費ではなく、実際に街や高速道路を走行してみての燃費となります。

トヨタ・ルーミーの実燃費を計測したところ、2WDに標準のグレードで

16.6km/Lでした。

実はこれがかなりのポイントで、

軽自動車=燃費がいい

という考えが覆るかもしれません。

関連記事:ルーミーの燃費悪すぎる?実際の燃費やターボは?燃費向上の裏ワザ、口コミも紹介!

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/tanto/index.htm

実際のところ、他の軽自動車の実燃費を調べたところ

■ダイハツ・タント
18.5km/L

■ホンダ・N-BOX
17.0km/L

■スズキ・スペーシア
20.6km/L

となります。

スズキ・スペーシアは結構燃費がいいのですが、ホンダ・N-BOXは、ほとんど差が無いんですね。

トヨタ・ルーミーとホンダ・N-BOXの燃費の差は0.4km/L程度でした。

そう考えると軽自動車だから必ずしも燃費がいいというわけではなくなりますね。

またディーラーから聞いた話では、軽自動車はエンジンもそれなりの大きさなので、発進の時に踏み込まなくてはいけないため、結構ガソリンを消費するようです。

特に坂の多い地域に住んでいる人は場合によっては軽自動車の方が燃費が悪くなることもあるそうです。

当然街乗りでも、頻繁に発進と停止を繰り返している場合も同じことが言えますよね。

関連記事:ルーミーとタントの違いを比較!どっちがいい?燃費、価格、加速まで徹底比較!

税金関係は?

その他に必要となるのが自動車税や重量税です。

これについては、軽自動車と比較をしても軽自動車の方が安いといえるでしょう。

しかし1年目はエコカー減税も適用されるためだいぶお得にはなります。

関連記事:ルーミーのエコカー減税と自動車税はどのぐらい?いまさら聞けない、エコカー減税ってなに?

もう少し細かく軽自動車との比較を調べたいという人はこちらの記事にまとめていますので、ご確認いただければと思います。

関連記事:【トヨタ・ルーミー】軽自動車と比較!維持費や安全性はどう?

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ルーミーの残価設定、残価クレジットまとめ

今回は残価設定ローンについてと、維持費についてまとめました。

特に残価設定、残価クレジットについては、個人的な意見としては、今はお金がないけれどすぐに新車が乗りたいという人にはお勧めです。

また、3年~5年で定期的に車を乗り換えたいと考えてる人にも良い仕組みなのではないかなと思います。

しかし、長く同じ車に乗りたいという人や、長い目で見て少しでも安くしたいという人は、残価設定ではなく他社のローンなども色々と調べてみた方がいいかもしれないですね。

もちろんディーラーに聞けば嘘はつくことはないと思いますので一度詳しく聞いてみてもいいですね。

是非参考にしてみてください。




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